株式会社日建テクノロジー、「DXShipひろしま」関連イベントに登壇 テーマ:DX時代の防災とBCPを支えるポータブル電源の役割
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2025年10月17日、株式会社日建テクノロジー(本社:広島市)は、広島県庁が主催する「DXShip(デジシップ)ひろしま」関連イベントに参加し、「DX時代の防災とBCPを支えるポータブル電源の役割」をテーマに講演を行いました。
本イベントは、行政と企業が連携してDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、地域のデジタル人材育成・防災体制強化を目的に開催されたもので、広島県内15の自治体および県庁職員、関連企業、研究機関などが参加しました。
■「DXShipひろしま」とは
「DXShipひろしま」は、広島県が令和5年度より正式にスタートした、県と市町が協働してDXを推進するための取り組みです。
情報システム人材の確保・育成を目的に、県と市町が共同で採用・配属・研修を行う「人材シェア制度」を中核とし、自治体間での知識共有や共同調達、研修体系の整備を通じて、地域全体のデジタル化を加速させるプロジェクトです。
このプログラムの中では、
・行政サービスのデジタル化(電子申請・オンライン窓口化)
・デジタル人材の育成(OJT/Off-JTによる研修体系)
・災害対応力の強化(デジタル防災・BCPシステム構築)
といった分野において、産官学が連携した活動が進められています。
■ イベント当日の様子

広島県庁本庁舎前景。デジタル化と防災力の強化をテーマとしたセミナーが開催された。
株式会社日建テクノロジー登壇の様子。現場からの実践的なDX×防災事例を共有。
会場では県庁職員、自治体関係者、技術企業が一堂に会し、地域DXと防災BCPの未来を議論した。
会場では、行政・企業・技術専門家が「DXによる地域の安全と持続可能な社会づくり」をテーマに活発な意見交換を行い、
特に災害対応・BCP分野における電力供給・データ通信の安定性確保が重要課題として取り上げられました。
■ 日建テクノロジー講演概要
弊社の講演「DX時代の防災とBCPを支えるポータブル電源の役割」では、近年多発する自然災害・停電リスクの中で、
自治体や企業がどのように電源確保を通じて**「止まらないDX」**を実現できるかについて発表しました。
講演では以下のポイントが紹介されました:
・ 防災DXにおける電力インフラの課題
災害発生時における停電リスクは、デジタル行政・遠隔業務・通信機器の稼働に直結する課題であり、
「モバイル型電力供給システム」の導入が新しいBCP対策の中核になりつつある。
・ 自治体のDX推進とエネルギー自立性
平常時からポータブル電源を行政庁舎や避難所に配置し、
防災訓練・電子申請端末・IoTモニタリング等に活用することで、
「業務継続+住民支援」を両立する運用事例を紹介。
・ 日建テクノロジーの取り組み事例
同社が展開するARKEEPシリーズなどのポータブル電源は、
防災展示会や自治体向け訓練において高い評価を受けており、
太陽光パネルとの組み合わせにより再生可能エネルギーを活用した持続可能な防災モデルの構築が可能である。
■ 行政・民間連携による「デジタル防災」推進へ
今回の発表を通じて、参加自治体からは「非常時における電源確保の具体的運用モデルを学べた」
「BCP訓練におけるDX活用の新しい方向性を感じた」などの声が寄せられました。
また、弊社は広島県のDXShipひろしま構想の一環として、
今後も自治体や教育機関、地域企業と連携し、デジタルと防災の融合による新たな社会基盤の整備を推進してまいります。
■ 株式会社日建テクノロジーの取り組み
日建テクノロジーは、創業以来「技術で未来を守る」を理念に掲げ、
電源機器・防災設備・技術コンサルティングを中心とした事業を展開しています。
主な取り組みには以下が含まれます:
・使用済み電源製品のリサイクル・回収プログラムの推進
・地域防災イベント・展示会への協賛
・次世代防災教育支援・地域BCP訓練への協力
・自治体・企業向けポータブル電源の技術支援・メンテナンス体制構築
弊社は、これらの活動を通じて地域社会のレジリエンス向上に貢献し、
DX時代にふさわしい「持続可能なエネルギー基盤」の構築を目指しています。
■ 代表コメント
「DXが進むほど、電力の安定供給は社会インフラの中核になります。
災害時にも、自治体・企業・市民が『止まらない活動』を維持できるよう、
技術と信頼で地域を支えることが私たちの使命です。」
—— 株式会社日建テクノロジー